ロサンゼルス家族旅行の魅力
ロサンゼルスは、本場のディズニーランドをはじめ、ハリウッドやビバリーヒルズ、ビーチリゾートまで、幅広い楽しみ方ができるアメリカ西海岸の代表的な都市だ。1つの都市の中に「テーマパーク」「映画の街」「高級住宅街」「ビーチ」という異なる顔が揃っているため、家族の好みに合わせて旅程を組みやすい。ここでは、家族でロサンゼルスを訪れる際に押さえておきたいスポットと実用的なポイントをまとめた。
ディズニーランド・リゾートについて
ロサンゼルス旅行の目的として最も多いのが、ディズニーランド・リゾートだろう。正確にはロサンゼルス市内ではなくアナハイムという隣接エリアに位置しており、市街地からは車で1時間ほどかかる。パーク内にはディズニーランドとカリフォルニア・アドベンチャーの2つのパークがあり、両方を回るなら2日以上の日程を確保しておくと余裕を持って楽しめる。日本のディズニーランドとはアトラクションの構成やショーの内容が異なるため、東京の感覚のまま行くと新鮮な発見が多いはずだ。
ハリウッドで映画の世界に触れる
ハリウッド地区は映画ファンにとって外せないスポットだ。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームでは、有名俳優や監督の手形・足形が刻まれた星形のプレートが並び、歩くだけでも映画史を体感できる。少し離れた丘に立つハリウッド・サインは、展望スポットから遠目に眺めるのが定番の楽しみ方になる。スタジオ見学ツアーに参加すれば、撮影セットの裏側を見学できるプログラムもあり、子供にとっても普段は見られない体験になりやすい。
ビバリーヒルズと高級住宅街めぐり
世界的セレブが暮らす高級住宅街として知られるビバリーヒルズも、ロサンゼルス観光の定番のひとつだ。ロデオドライブには高級ブランドの旗艦店が立ち並び、街並みを眺めながら散策するだけでも雰囲気を楽しめる。買い物をしなくても、豪華な邸宅が並ぶ住宅街をドライブやツアーで巡るだけで、非日常感のある時間を過ごせる。
ビーチとグリフィス天文台
ロサンゼルスは海に近く、サンタモニカ・ピアのような遊園地を併設した桟橋では、観覧車やアトラクションを楽しみながらビーチの雰囲気も味わえる。夏場はマリンスポーツやビーチでの釣り、ピクニックなどアウトドア中心の一日を過ごすのに向いている。一方、天体観測に興味があるなら、グリフィス天文台もおすすめだ。無料で入場でき、天体望遠鏡での観測やプラネタリウムショーを楽しめるほか、展望テラスからはハリウッド・サインとロサンゼルスの街並みを一望できる。
気候とベストシーズン
ロサンゼルスは地中海性気候で、夏は乾燥した暑さ、冬も比較的穏やかな気候が続く。日中の気温は冬でも15〜20度前後になることが多く、日本の冬より過ごしやすいと感じることが多い。ビーチでの活動を旅行の中心にするなら夏場、観光メインでゆったり過ごすなら春や秋が過ごしやすい時期になる。
アクセスと移動手段
日本からロサンゼルスへは直行便で10〜11時間程度かかる。ハワイに比べるとやや長時間の移動になるが、乗り継ぎなしで到着できる分、体感的な負担は抑えやすい。現地での移動については、ロサンゼルスは公共交通機関があまり発達しておらず、観光スポット同士も距離が離れているため、レンタカーでの移動が基本になる。子供連れの場合はチャイルドシートの手配も忘れずに確認しておきたい。運転に不安がある場合は、配車アプリやツアーバスを組み合わせるのも現実的な選択肢になる。
食事とレストラン事情
ロサンゼルスは多民族都市ということもあり、和食・中華・メキシカン・地中海料理など、あらゆるジャンルの食事を楽しめる。子供の好き嫌いに合わせて選択肢が豊富にあるのは、家族旅行にとって嬉しいポイントだ。ファーマーズマーケットのようなカジュアルな場所では、屋台感覚で色々な料理を少しずつ試せるため、子供の食が細くても対応しやすい。
海外に住んでいる立場から見ても、ロサンゼルスのように車社会が前提の都市は、公共交通機関中心のアジアの都市とは移動の勝手がまるで違う。効率よく回るには、事前にエリアごとの移動時間をある程度調べておき、1日の中で近いエリアをまとめて回る動線を組んでおくと、渋滞や移動のストレスをかなり減らせる。
治安について
観光客が多いエリアは比較的安心して歩けるが、都市部特有の治安リスクはどの大都市にも共通する注意点だ。人通りの少ない場所や夜間の移動は避け、貴重品の管理を徹底するなど、基本的な海外旅行の防犯意識を持って行動したい。
まとめ
ロサンゼルスはディズニーランド・ハリウッド・ビバリーヒルズ・ビーチという性格の異なる魅力が1つの旅行圏内に揃っており、家族それぞれの興味に合わせて旅程を組みやすい行き先だ。レンタカーでの移動が前提になる街であることを踏まえてスケジュールを組んでおけば、多彩な体験を無理なく楽しめる家族旅行になる。

