ロンドン旅行の宿泊先というとホテルを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、「B&B(ベッド&ブレックファスト)」も根強い人気を誇る選択肢です。この記事では、B&Bの基本的な特徴から、ロンドンで選ぶ際のポイント、予約時に気をつけたいことまでまとめました。
B&Bとは
B&Bは「ベッド&ブレックファースト」の略で、宿泊と朝食がセットになった小規模な宿泊施設のことです。多くは個人経営またはオーナー家族が住む建物の一部を宿泊施設として提供している形態で、部屋数もホテルより少なく、家庭的でアットホームな雰囲気が特徴です。オーナーや他の宿泊客との会話が生まれやすく、画一的なホテルとは違った、地元の暮らしぶりに近い滞在を存分に楽しめるのが魅力です。
ロンドンのB&Bの特徴
ロンドンでは、中心部から少し離れた西部や北部の住宅街エリアにB&Bが集まっている傾向があります。部屋にシャワー・トイレが付いた「プライベートバスルーム」タイプもあれば、他の宿泊客と共有する「シェアバスルーム」タイプもあり、価格やプライバシーの希望に応じて選べます。2026年時点のロンドン市内の宿泊費全体が上昇傾向にある中、B&Bは同エリアの中級ホテルと比べて比較的リーズナブルな価格帯で見つかることが多く、1泊あたりの目安としてはおおむね60〜150ポンド(約1万3000〜3万3000円、1ポンド=約220円で計算)程度のレンジで探せることが多いです。ただし人気シーズンや立地の良い物件は早期に埋まりやすいため、価格だけで判断せず余裕を持った予約を心がけましょう。
B&Bの選び方と予約のポイント
B&Bを選ぶ際は、宿泊予約サイトのレビュー評価を必ず確認しましょう。清潔さ、オーナーの対応、朝食の内容、最寄り駅からの距離など、写真だけではわからない実際の宿泊者の声が参考になります。事前にオンライン予約をしておけば確実に部屋を確保でき、キャンセルポリシーもあわせて確認しておくと安心です。
立地を選ぶ際は、観光の拠点にしたいエリアからの地下鉄・バスでのアクセス時間を必ず確認しましょう。ロンドンは地下鉄網が発達しているため、中心部から多少離れたエリアのB&Bでも、最寄り駅から中心部まで20〜30分程度でアクセスできることが多く、宿泊費を抑えたい場合は少し中心部を外れたエリアも選択肢に入れる価値があります。特に地下鉄のゾーン2〜3にあたるエリアは、ゾーン1の中心部に比べて宿泊費が下がりやすく、静かな住宅街の雰囲気を味わいながら滞在できるという利点もあります。
ホテルとの違い・B&B滞在のメリット
B&B最大の魅力は、宿泊費に朝食が含まれている点です。ホームメイドの朝食を毎朝ゆっくり楽しめるうえ、外食よりも時間と費用の節約になります。部屋数が少ない分、オーナーが観光のおすすめスポットやローカルな飲食店を教えてくれることもあり、ガイドブックには載っていない情報を得られるのもB&Bならではの魅力です。旅行者同士が共有スペースで交流する機会も多く、一人旅でも自然と会話が生まれやすい環境といえます。一方で、大型ホテルのような24時間対応のフロントサービスやエレベーターがない物件もあるため、大きなスーツケースでの移動や到着時間が遅くなる場合は、事前にオーナーへ連絡しておくとスムーズです。特に深夜到着になりそうな場合は、チェックイン方法(鍵の受け渡し方法など)を予約時に確認しておくと、現地で困ることがありません。
朝食で味わうイギリスらしさ
B&Bの朝食は、卵・ベーコン・ソーセージ・焼きトマト・トーストなどが並ぶ「イングリッシュ・ブレックファースト」が定番です。ボリュームがしっかりあるため、朝食をしっかり食べてから観光に出発すれば、昼食を軽めに済ませて食費を抑えることもでき、旅の予算管理にも役立ちます。ベジタリアン対応やコンチネンタル(軽めのパン中心)スタイルを選べるB&Bもあるため、予約時に食事の希望を伝えておくと当日困りません。アレルギーがある場合も、事前にオーナーへ伝えておくとスムーズに対応してもらえることが多いです。紅茶をポットで淹れてくれるオーナーも多く、朝食の時間そのものがイギリスらしさを味わえるひとときになります。
まとめ
ロンドンのB&Bは、ホテルにはない家庭的な雰囲気と、朝食付きというコストパフォーマンスの良さが魅力の宿泊スタイルです。レビュー評価とアクセスの良さを軸に比較し、早めのオンライン予約を済ませておけば、ロンドン旅行の宿泊先としても十分に満足度の高い選択肢になります。初めてのロンドン旅行でホテル一辺倒になりがちな人も、次回はB&Bという選択肢を検討してみる価値は十分にあります。ホテルとB&B、それぞれの特徴を踏まえて、自分の旅のスタイルに合った宿を選んでみてください。

